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引き継ぐもの
神戸店スタッフ セサミ

2025-09-27 10:49

先日、祖母のブローチを母より譲り受けました。



お洒落が好きだった祖母。
小さな体にテーパードパンツ、ざっくりと大きめのカーディガンやジャケットを羽織り、低い位置で髪を結うのが祖母の定番スタイルでした。

そして、胸元にはいつもブローチがありました。

思い立って急に自宅を訪れた時も、いつもお化粧をして、きちんと身なりを整えている姿を見ては、すごいなと感心していました。


そして、あたたかくお茶とお菓子で迎え入れてくれた祖母との時間は大切な思い出です。
もう少し季節が進んだら、今年は私もジャケットにブローチをつけて、祖母のスタイルを真似てみたいと思います。

編み物も得意だった祖母。
お気に入りのカーディガンは、祖母が若い頃の母のために編んだもの。



こちらも数年前に母より譲り受けて大切に着ています。
母の体に合わせたカーディガンは、袖も着丈も短くつんつるてんですが、それもまたお洒落と自分に言い聞かせています。

書籍『消えないレセピ   娘へ継ぐ味と心』野村紘子
野村さんが家族のため、来客のために作り続けてきた季節のレシピが紹介されています。



書籍のなかで娘の野村友里さんが寄せたテキストで「母から学んだのは、諦めないこと。どんなにばたばたでもお客さんを何事もなかったような顔で迎える!」とあり、思わず微笑んでしまいましたが、書籍を読んだ後に残る後味は、料理の作り方よりも、作るを通じた思いの伝え方であり、学びで、読者の私にも「レセピ」を引き継がせてくれました。

たくさんの引き継ぐことがあることに感謝して、バトンを受け継いだ後は自分の中で大切に育てていきたいと思います。