身近なモノを対象に、布と紙で美しく親しみやすい作品を生み出してきた宮脇綾子さん。
以前diary、staff blogで書かれていた東京ステーションギャラリーで開催された「生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った」をとても見に行きたかったのですが、残念ながら行くことができませんでした。
図録を楽しみにしていたところ、すでに何度も重版がかかっていたのですが、気がついたときには売り切れという状況が続き、先日やっと手にすることができました。
簡単に作られたものではなく、高いデザイン性と色彩感覚、モノを徹底的に観察して作られた作品。
それが家庭的で、知っているモノだからこそ多くの人々の心を奪うのだと思います。
実物を見られなかったことは非常に残念ですが、図録は素晴らしく、これからずっと眺めていきたい本になりました。