私の住む町は兼業農家が多い農村地です。
今まで当たり前のようにみていた農村風景でしたが、
ふと、この風景を維持してきたのは先祖代々農地を引き継いできたこの地域の人たちなんだ。
次は自分たちの番・・・。
そんな当たり前のことが今になってようやく分かり、
同時に、わたしにそんなことができるのだろうかという不安もよぎりました。
農村景色を維持するには田畑の管理は必須です。
田んぼの管理は主人がしているけど、畑は休耕地がいくつかある・・・
まずは畑の管理をやってみるか!の思いから、畑で野菜とお花と果樹を育ててみることにしました。
休耕地の開拓からなのでこの夏は大変でしたが、なんとか形になり秋冬野菜の種まきを終えることができました。
果樹とお花はこれからぼちぼちとです。
猛暑続きで芽が出るか不安でしたが、成長しているのが分かってホッとしました。
まだまだ手探り状態ですが、これからいくつもの季節が過ぎて自分の畑になっていく様が楽しみでもあり、
手を加えることで農村風景が維持され、次世代へ農耕文化の良さを伝えることができれば嬉しいなと思いつつ、大好きな景色を眺めては自己満足に浸っています。