川のほとりでお店を営む友人から、「鳥の巣箱を作るので、娘ちゃんたちに絵を描いてもらいたい」と連絡がありました。
姉妹それぞれが思うように描かせてもらった巣箱をお預けしたのは1月のこと。
先日、設置した巣箱にシジュウカラが来たよ!と嬉しいお知らせが。
巣箱にまつわる絵本付きのお手紙も届きました。
鳥の家として巣箱が作られるようになったのは今から100年前。
鳥が好きで、さえずりを聞くのを何よりの楽しみにしているドイツのある男爵のアイディアから始まったそうです。
植物の葉を食べてしまうハマキムシが大発生した時、この男爵の森だけは青々と緑が溢れていたそう。
巣箱に住み着いている鳥たちがハマキムシの幼虫を食べ、森を守ってくれたのです。
その後、巣箱と男爵の話は世界中に広がり、日本にも巣箱が紹介されたそうです。
巣箱の種類もこんなにあるんですね。
天気がよくあたたかい週末に、娘たちがお手伝いした巣箱を見に行きました。
公園で見つけた赤い実をたくさん持っていき、巣箱の上に置いてみました。
少し離れて様子を見ていると、早速鳥のさえずりが聞こえてきました。
メジロかな?ヒヨドリかな?
この巣箱がかわいい鳥たちの憩いの場になりますように。