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Le petit bleuのテーブル

森川みきこの『夏のテーブル』

 

 

友人や家族を招く日が近づいてくると

その日のメニューを考えます。

できるだけシンプルで素材の良さを味わえるもの、

そして、事前に仕込みをしておけるものを中心に。

 

 

 

基本的に3つの構成で考えます。

1 野菜中心の前菜でゆっくりスタート

2 いつもよりすこしだけ贅沢なメインディッシュ

3 小さなデザート

 

 

 

 

メインディッシユ

ホワイトバルサミコの鯛ちらし (4人分)

 

 

 

ホワイトバルサミコの香りはすし酢にとても似ているのをご存知でしょうか。

軽やかな甘みで、さっぱりと仕上がるので夏のお寿司に重宝しています。

 

材料(4人分)

すし飯

温かいご飯              2合分

ホワイトバルサミコ          50cc

塩                  小さじ1

鯛の刺身               2柵

ごま油                大さじ2

すだち                1個

ごま                 大さじ1~2

塩    

ラディッシュのマリネ

 

作り方

1. 鯛に軽く塩をして30分程度冷蔵庫に置いておく。 軽く表面の水分をふきとって、ごま油をうすく塗って、食べやすい大きさに切っておく。

2.   温かいご飯にホワイトバルサミコと塩を混ぜる。

3.  ご飯が冷めたら器に盛り。いりごまをたっぷりとふりかける。

 

4.  ①を盛りつける。

 

5.  塩を鯛に上に軽くふりかけ、スダチの皮をすりおろす。

 

盛り付けに何か足りない、もう少しいい雰囲気に仕上げたい時、表面に何か彩りをつけるのにとっても便利なのが、「ゼスターグレーダー・マイクロプレイン」。今回はすだちの皮を散らす際に使用しました。気持ちいいくらいスッキリと美しく擦りおろせます。

他にパスタにチーズ、アイスクリームにレモンの果皮、カレーにホールのスパイス、使い道は様々。
ニンニクや生姜もおろせます。
 

6.  ラディッシュのマリネをそえる。

 

ポイント

 ・鯛の刺身が主役です。贅沢ですが、鯛はたっぷりと使ってください。

 

ラディッシュのマリネ

薄くスライスして塩もみしたラディッシュをホワイトバルサミコに一晩漬けておく。

ホワイトバルサミコにつけておくと酸の効果でラディッシュの赤い色素が全体に広がり、可愛いピンクに染まります。

酸っぱく感じる方はお好みでお砂糖を少し加えてください。

 

   

 

森川みきこ

お菓子のアトリエ「Le petit bleu」主宰。

大阪、靱公園近くのアトリエで「家庭のキッチンでできる本格的なフランス菓子」をテーマに教室を開催。

他、焼き菓子の受注販売、ノベルティの制作、イベントの出店など、お菓子にまつわる事を色々と活動中。

 

 

 

Le petit bleuのテーブル

 

 

 

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