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チクチクてくてく吉祥寺

神戸・芦屋・自由が丘・吉祥寺・鎌倉。

CHECK&STRIPEのお店がある街は、その周辺にも魅力的なスポットが本当にたくさん!

足を運んでくださったお客さまにおすすめしたい、スタッフ厳選、ご近所の名店をご紹介します。

ソーイングのお買い物の行き帰りもぜひ、寄り道を楽しんでくださいね。

 

02  週3日だけのヴィンテージ家具屋さん ~CINQ HOME(サンク・ホーム)

 

 

吉祥寺編の第二回は、CHECK&STRIPE吉祥寺店のすぐ裏、ビルの2階にある、「CINQ HOME(サンク・ホーム)」。この場所から歩いてすぐのところには、北欧雑貨の先駆け的存在として知られる本店「CINQ」も。そちらも国内外の生活道具を扱うお店として、吉祥寺の街で長く愛されている存在です。

 

 

写真は、「CINQ」「CINQ HOME(サンク・ホーム)」の店主・保里享子さんです。

 

「CINQ HOME(サンク・ホーム)」がオープンしたのは2019年10月。コンテナで大型家具の買付もスタートしたことで、広々したこのスペースで、ヴィンテージの生活道具と家具のお店をオープンさせたのだそう。

「実際にご自宅で使っていただく雰囲気が想像できるようなディスプレイにしたくて、店名にも“HOME”と付けました。本店のほうは小さな空間なので、大型家具などは置けなかったんです」(保里さん)

 

 

 

 

風通しよく、光もたっぷり入る店内。ゆとりある気持ちのいい空間には、「うちに置いてみたい!」と、わくわくが高まる家具や生活道具がセンスよくディスプレイされています。その様子はまるで、あらたな持ち主のお迎えを静かに待っているかのよう。

 

 

 

 

「CINQ HOME」の開店日は、土日月の週3日間限定。あとはときどき、気になるワークショップが不定期に行われています。

「ちょうど1年前くらいから、知人の先生を招いて茶道入門のワークショップを行いました。そして今年の2月22日は、ニャーニャーニャーでCAT DAYだったので、イギリスのネコかごやそれに合わせたキルトの販売などのイベントも開催したんですよ」(保里さん)

 

 

 

 

5月GWには、毎年恒例のかご展も行われる予定だそう(詳細は、CINQ公式サイト参照ください)。イギリス、フィンランド、スウェーデン、チュニジアなど、保里さんの目利きによってセレクトされた、素敵なかごがたくさん並びます。

 

 

 

 

家具も雑貨も、シンプルではあるけれど、暮らしの温もりもある、絶妙のものさしだなぁと感じます。

買い付けの際の、保里さんのセレクトの基準はどんなことなのかを伺うと、それは、「あまりごてごてしていなくて、どんなおうちにも合う、馴染むもの」と言います。

「選ぶものは等身大で考えています。家具も大きすぎると部屋を選ぶし、圧迫感がありますよね。なのでテーブルも小さいサイズのものや、折りたためるもの、来客時には広げて使えるものなど、日本の住宅事情に合う提案をしたいなと思っています」(保里さん)

 

 

 

この日の店内には、CHECK&STRIPE吉祥寺店のスタッフにも購入した人が多かったという、フィンランド・アルテック社の小ぶりなヴィンテージテーブル(写真手前)がディスプレイされていました。

 

 

 

 

シンプルながらも、愛着が湧いてくるようなデザインのもの。そして、実際に使い続けたい、暮らしの用途のあるものが好き、という保里さんです。

「北欧のブランドだけでまとめる、というのでもなく、ミックススタイルが好きです。なのでどこの国のものでも、いいなと思うものをご紹介していきたいですね」(保里さん)

いろいろな国から集まった、「CINQ HOME」ならではの名品の数々。そんな出会いを楽しみに、ぜひ訪れてみてください。そして唯一無二のお気に入りが見つかりますように。

 

 

 

CINQ HOME(サンク・ホーム)

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-31-1山崎ビル2階

営業時間 月・土・日曜日の11:00~19:00

定休日:火~金

 

撮影/大段まちこ 取材・文/井尾淳子

 

 

 

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