海辺の杣径(そまみち)へ
新幹線で金沢まで行き、それから七尾で乗り換え
能登鉄道の穴水駅に5時間かかって到着しました。
駅まではトコちゃんこと 赤木智子さんが迎えに来てくださいました。
前から伺ってみたかった「杣径」。
震災後 移転され「海辺の杣径」として仮の場所で営業されています。
まだまだ潰れたままの家や地滑りした山肌などを見ながら「海辺の杣径」に到着しました。
杣径は塗師の赤木明登さんと奥様のとこちゃんが
運営されていて、料理長の北崎さんが心づくしのお料理を作られています。
ランチは2000円。
ご近所の方も気軽に入れるように、予約なしでも入れます。
穴水駅からここに来るまで、実は少し心がざわざわして不安な気持ちになりました。
それでも杣径のおいしくてあたたかい食事をいただき、だんだん心まであたたまってきました。
そして、ここにこんな穏やか空間があること、
とこちゃんご夫妻がそれに尽力されたことに 感動しました。
報道などでは全く復興が進んでいないと言われていますが、とこちゃんは全国の方の支援を日々感じているとのこと。
役所にも全国の自治体の方が応援に来てくださっているそうです。
CHECK&STRIPEとしても お客様のご協力を得て
寄付活動を行っていますが、
実際にこのように お伺いできたこと、地域の食材で作られたお料理をいただけたこと、
何より 元気なとこちゃんに会えたこと。
(震災後から大変な中 どんどんと前向きに動かれていたとこちゃんに逆に励まされていたので。。。)
海も地震で隆起して これまで海だったところが砂浜になっていました。
このあたりの美しい下見張りの外壁の家は
能登で育った木を使っている貴重な建築物なのだそう。
全部壊すのではなく、どうにか改修をして保存できないかと地域の方は頑張られているそうです。
CHECK&STRIPEの「冬の贈り物」や 「チャリティのタグ」等でご寄付をたまわり、
能登への支援にご協力くださった方に心より感謝します。
そしてこれからもささやかながら支援を続けていきたいと思いました。
@_somamichi