内野聖陽さんの舞台「笑の大学」(わらいのだいがく)を観に行きました。
警視庁検閲係の向坂を内野さん
喜劇の劇団「笑の大学」の作家 椿を瀬戸康史さんが演じます。
戦時中に喜劇など断じて許さないと、向坂は椿に台本を訂正するよう、
無理難題を言いますが、
椿はその難題を逆手に取りながら、ますます面白い喜劇の台本を作って挑戦する・・という物語。
お腹を抱えるほど面白いやりとりのなかで、
二人はいつしか分かり合い、情が芽生えていく・・
そしていつの間にか反戦のお話に・・。
三谷さんの脚本を芸達者な二人が見事に演じ、引き込まれたお芝居でした。
最後は全員がスタンディングオベーション。
拍手が鳴り止みませんでした。
パンフレットももちろん購入しました。
「向坂にどんな無理難題を課されようが、それを上回る面白い台本を書いて戦おうとする椿は、作家としての僕の理想像です。」と、三谷さんが書かれていました。
自分の仕事にも当てはまる言葉のような気がして・・何度もその部分を読み返しました。
脚本、役者 どちらもが素晴らしく、プロの仕事でした。
私もまた明日から頑張ろう!と思えた、そんな舞台でした。