声をかけていないのに、なぜか本好きな人たちと本のことでつながることがたびたびあります。
友だち、先生、仕事仲間、お客様、そして家族。
そしてかならず、おすすめの本を紹介してもらうのです。
そんな出会った本のおかげで元気が出たり、新たにアイデアが湧いたりします。
今回はぜひこちらから、そして本好きな子どもの本棚から選んだ本をご紹介させていただきます。
『モモ』
純粋な心を持つ主人公によって、時間の大切さを改めて知ることができるお話です。
もう40年以上も前に書かれた物語だとは思えないほど
現代の社会に警告を与えてくれるような内容に思わず引き込まれてしまいます。
私は子どもの頃以来久々に通勤電車で再読し
駅に着いても降りるのを忘れそうになりました。
『窓ぎわのトットちゃん』
いろいろな形式で本が出ていますが
この絵本版はいわさきちひろさんの挿絵が魅力的です。
わくわくする学校のお話も、つらい戦争のお話も
ちひろさんの絵によって想像が膨らみました。
『はじめてであう すうがくの絵本 1-3』『にほんご』
いずれも安野光雅さんの絵とユーモアの世界によって
数やことばを覚え始める子どもから、ちょっとひと息つきたい大人まで楽しめます。
プレゼントにも喜ばれるのではないでしょうか。
『きみの友だち』『くちぶえ番長』
小学校の図書室にもきっと置いてあるくらい
高学年の本好きな子どもたちの定番図書です。
先生自身も子どもの頃に読んで、生徒たちに勧める方もいらっしゃいます。
もちろん大人も楽しく読める、文庫版です。
いずれも定番のものばかりですが
また改めて読み直してみるにも、はじめて手にするにも楽しい本ばかりです。