寒い日が続きますが、梅のつぼみも膨らみ始め、春の兆しを感じる頃となりました。
少し前の話となりますが、年末の大掃除をしていたときのことです。
手付かずの段ボール箱の中から、幼い娘に作ってあげたフェルトのおもちゃの数々が出てきました。
引越しの際にどこかにしまったと思ってはいましたが、こんなところに、、と懐かしい気持ちでいっぱいになりました。

ジェラート、ジュース、ピザにラーメン、布絵本など、とにかく喜んでくれる娘が可愛くてたくさん作りました。
本格的なフェルトのままごとキットで、小さなパーツが多いのと、ひとつひとつ細かくて作るのは大変でしたが、お昼は娘といっぱい遊んで、夜は早めに寝かしつけて自分の時間を作り、ちくちくと手作りの時間を楽しんでいたような気がします。
今よりゆっくりとれる時間は少なかったように思いますが、子どもが喜んでくれるということが嬉しくて、それが原動力となりました。また、子育てや家の事以外に大好きな手芸にうちこめる時間がとれるようになったことに、心の拠り所ができたような嬉しさと、不思議な安堵感があったことを覚えています。
そんな小さな娘もずいぶんと大きくなりました。もう手作りのおもちゃを手放しで喜んでくれる年頃ではなくなり、少し寂しさも覚えますが、最近は手先が器用な娘と一緒に手芸をする楽しみが出来ました。
子どものために何かを作るのも、子どもが自分の手を少しずつ離れ、自分のために何かを作るのも、一緒に楽しむのも、どれも懐かしい思い出とともに、人生を楽しく彩る一部となっていると実感しています。

