吉祥寺店に向かう道中で、いつも目を止める八百屋さんがあります。
旬の野菜や果物を見ながら、季節が巡っていることを感じるのです。
お店の方が、手際よく品物を並べて開店の準備をされています。
いつも気になっていた「ある物」は、
帰りには売り切れていて買いそびれてしまうのです。
今日は、あるかな?と眺めていると・・・・ありました!
立派な栗が顔を覗かせているではありませんか。
「栗ご飯にするなら、こちらの2Lサイズ、渋皮煮にするなら3Lサイズがおすすめ。どちらも味は美味しいですよ。」
栗の産地やら、品種、大きさについてお話してくださいました。
その日の栗は品質も最高ランクらしく、ここはちょっと奮発。
渋皮煮に軍配が上がり、3Lサイズをいただきました。
ずっしりと重くてそれだけで満足してしまいましたが、ここからが本番です。
鬼皮をむく工程は慎重に、アク抜きを繰り返し、渋皮の表面の繊維を取り除いていきます。
手間暇かかりますが、太い筋も取り、栗がつるっとなった瞬間が嬉しかったりもします。
甘さは控えめに。
渋皮煮を頬張りながら、秋を味わっている今日この頃です。