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バラのある暮らし
fabric&things(芦屋)スタッフ snow

2024-02-19 19:41

節分が終わり、少しずつ春の気配を感じる季節になってきました。


毎年、この季節を迎えると上手く咲いてくれるかな、という不安と期待で窓の外を眺めることが多くなります。 バラは園芸上級者でなければ上手に咲かせることが出来ないと言われていますが、初心者でも育てやすいと言われている品種をいくつか選んで3年ほど前から育てています。
冬剪定に夏剪定、虫の駆除や誘引、適度な肥料やりに定期的な薬剤散布etc...。確かに他の植物と比べて、育てるのに手がかかり大変なことも多いです。
ですが、寒い冬を乗り越え、春の兆しがみえてくると新芽がちらほらと目につき始め、花を咲かせるための準備を始めているのかと思うと、それまでのお世話を振り返りつつ、植物の持つ生命力に胸がじーんとしてしまいます。

初冬、四季咲きのオデュッセイアが花をつけてくれました。青みがかった深い黒赤に中輪房咲きのバラです。深みのある花色と、柔らかな雰囲気の花で、開花後半は赤みが抜けて青みを増していく過程もとても美しく、お気に入りのバラの一つです。

春を迎えると、ご近所を散歩するのも楽しみのひとつです。家の周りにつるバラを上手に誘引して、溢れ落ちるように咲く数々のバラに憧れを抱きながら、眺めて通り過ぎます。

これからも初心者なりにわからないことはひつとひとつ専門書で確認しながら、丁寧に大切に育てていきたいと思っています。
 

今日も柔らかな朝日に照らされ、早くも蕾をつけ始めたバラのお世話に勤しんでいます。