年が明け、いよいよ卒業・入園入学シーズンが近づいてきましたね。
我が家には小学6年生の息子がいます。
先日卒業文集に載せる作文の下書きを持ち帰って来たのですが、そこには「僕の大切なもの」というタイトルで、こんな文章が綴られていました。
「僕の大切なものは、入学の時に母が縫ってくれた、くまの上ぐつ袋です。
一年生から今まで、汚さないように大切に使ってきました。帰り道で落としてしまった時には、泣いてしまう程でした。
きっと母は僕に、ものを大切にする気持ちを持ってほしくて、上ぐつ袋にかわいいくまの顔を縫ってくれたんだと思います。
中学生になったら、新しい制服やバッグなど、いろいろな出会いがあるけれど、母が真心を込めて作ってくれた数々の作品も大切にしながら、中学校でも成長していきたいです。」
不器用ながらも愛情を込めて作った気持ちが伝わっていたことがうれしくて、胸がいっぱいになりました。
流行は目まぐるしく移り変わり、安くて優秀な商品が世の中にはあふれています。
でも、手づくりならではの魅力もあります。
一緒に生地を選んだ記憶や、心を込めて作ってもらった喜びは色褪せず、ずっとお子さんの心を温め続けるかもしれません。
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