年末に宮島へ行きました。
いつでも行ける、また来年、と思っていたら、月日はあっという間に流れていました。
広電宮島口駅は、新駅舎になりフェリー乗り場までの距離が近く、付近には新たな観光商業施設ができていました。
馴染みがある場所だと思っていたのに、初めての旅行気分です。
宮島に渡るフェリーの所要時間は10分ほど。
世界遺産・厳島神社の大鳥居がだんだん近づいてきます。
宮島に着いて出迎えてくれるのは、平清盛像。
大鳥居を目指して海岸沿いを歩きます。
飛び石が続いていて、大鳥居に向かう人、戻って来る人とが譲り合って渡ります。
後方から「もう無理だ。引き返して。」という声が聞こえてきました。
石が水面に見え隠れし始めたところを渡り終え、後ろを振り返ると渡り始めの飛び石はすっかり姿が見えなくなっていました。
この日の満潮は16時11分とありました。
厳島神社を参拝した後、お土産屋さんを覗いたり、焼き牡蠣をいただいて宮島を後にしました。
そして、広島を訪れた際は、これを食べなければ!
それは、お好み焼です。
鉄板の上にきれいに並べられて、山盛りの千切りキャベツが手際よくのせられていきます。
テンポよく順番にひっくり返されていく様子は、いつも目を奪われます。
仕上げにたっぷりのソースとネギをのせて、テーブル上の鉄板に運ばれてきます。
ひと口頬張ると、口いっぱいにおいしさが広がり、心もお腹も満たされるのでした。