地域の神社に地車(だんじり)が2台あります。
毎年9月には地域を巡行するお祭りがありますが、昨年一昨年とコロナ禍により見送られ…。
この秋、3年振りに行われたお祭りでは関係者はもちろんのこと、地域全体も大いに賑わいました。
かくいう私は、祭り関係者。
太鼓や鐘を叩くお囃子隊である娘たちや、お祭りベテランな夫と、2日間のお祭りに参加しました。
3年振りの巡行、地車が来ると拍手で迎えて下さったり、小さなお子さんは手を振ってくれたり、皆さん誰もが笑顔で見守って下さいます。
そのあたたかい気持ちに包まれながら、巡行中も事故や大きな怪我もなく、無事に宮入りを終えられました。
そして、練り回しのイベントではお店のスタッフも駆けつけてくれました!
ここでちょっとマニアな話を…。
地車の中央部にかけられている幕。
美しい刺繍が施されたこの幕に触れられるのは、関係者の中でもごく一部の方だけ。
触る時にはさらに手袋をつけます。
道に残る白い線は地車が通った跡。
ぐるぐると練り回した場所には綺麗な円形の跡が残ります。
お祭りは当日が楽しいのはもちろん、準備や片付け作業を通じて関係者の皆さんと交流を深められるところも魅力だと思っています。
年齢や職業関係なく祭りを通じて一つになれる、これからもこの繋がりを大切にしてゆきたいです。
今年は法被にイニシャル刺繍をしてみました。
娘たちにはそれぞれ好きなモチーフも。
また来年もこの法被を着て、お祭りを楽しめますように。