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新緑の大山崎へ
fabric&things(芦屋)スタッフ ラルゴ

2022-04-25 15:15

晴れた平日、一人でのんびりと大山崎へ出かけました。

 

お目当ては「大山崎山荘美術館」です。

美術館へは阪急「大山崎駅」からゆっくり歩いて20分程。

 

ハイキング気分で天王山登り口から登り始めます。

 

 

道中、野の花が咲いていたり、キツツキの姿も見られました。

 

 

入口のトンネル「琅玕洞」

 

 

ワクワク感が高まります。



庭園に入ると、もみじの新緑がとても美しく、目を奪われているうちに本館が見えてきます。

 

 

大山崎山荘は大正から昭和にかけて活躍した実業家「加賀正太郎」が、別荘として自ら設計した英国風の山荘です。

本館以外にも栖霞楼、彩月庵、琅玕洞など、6つの建物が国の有形文化財に登録されています。

 

 

1996年に美術館として生まれ変わり、現在では安藤忠雄氏による地中館、山手館が加わっています。

 

今回は所蔵作品による「コレクション展 春」を愉しみました。

 

建築と庭園だけでも素晴らしいのに、今回の展示はとても豪華なラインナップでした。

モネの睡蓮をはじめ、ミロにユトリロ、ルオー、カンディンスキーにクレー。

工芸の展示ではバーナードリーチやルーシーリー。

民藝の濱田庄司、富本憲吉、河井寛次郎など。

他にもステンドグラスやオルゴール、暖炉に施された中国の画像石など、期待していた以上に充実のコレクションでした。

最後は余韻に浸りながら、2階のテラスでお茶をいただきました。


コレクション展は、7/3まで。

おすすめです。

 

 

おまけ

 

庭のカンパニュラが開花しました。

春先の気温が低く、本当に咲くのかなと心配しましたが、大きな花が立派に咲きました。

 

 

フィレストパンシーの若葉もかわいい。

春は楽しいです♪