晴れた平日、一人でのんびりと大山崎へ出かけました。
お目当ては「大山崎山荘美術館」です。
美術館へは阪急「大山崎駅」からゆっくり歩いて20分程。
ハイキング気分で天王山登り口から登り始めます。
道中、野の花が咲いていたり、キツツキの姿も見られました。
入口のトンネル「琅玕洞」
ワクワク感が高まります。
庭園に入ると、もみじの新緑がとても美しく、目を奪われているうちに本館が見えてきます。
大山崎山荘は大正から昭和にかけて活躍した実業家「加賀正太郎」が、別荘として自ら設計した英国風の山荘です。
本館以外にも栖霞楼、彩月庵、琅玕洞など、6つの建物が国の有形文化財に登録されています。
1996年に美術館として生まれ変わり、現在では安藤忠雄氏による地中館、山手館が加わっています。
今回は所蔵作品による「コレクション展 春」を愉しみました。
建築と庭園だけでも素晴らしいのに、今回の展示はとても豪華なラインナップでした。
モネの睡蓮をはじめ、ミロにユトリロ、ルオー、カンディンスキーにクレー。
工芸の展示ではバーナードリーチやルーシーリー。
民藝の濱田庄司、富本憲吉、河井寛次郎など。
他にもステンドグラスやオルゴール、暖炉に施された中国の画像石など、期待していた以上に充実のコレクションでした。
最後は余韻に浸りながら、2階のテラスでお茶をいただきました。
コレクション展は、7/3まで。
おすすめです。
おまけ
庭のカンパニュラが開花しました。
春先の気温が低く、本当に咲くのかなと心配しましたが、大きな花が立派に咲きました。
フィレストパンシーの若葉もかわいい。
春は楽しいです♪