福岡市内に向かうドライブの途中で、風子さんのお気に入りを教えていただきました。
まずは糸島漁協の近くにある「ひめしま渡船直売所」へ。
広沢京子さんの昼食でいただいた野菜や卵もこちらで購入したのだそう。
この直売所では、糸島の農家さんが育てた季節の野菜や果物を販売しています。
中でも風子さんのおすすめは、山本誠さんと和佳さんが営む「野菜や トラキ」。
販売を担当するのは、妻の和佳さん。
「少量多品種をモットーに年間200種以上の野菜を農薬と科学肥料を使わない農法で育てています」
数軒の農家さんが持ち寄るから、農産物もさまざま。
ドライフルーツや乾燥きのこなど、ちょっとした加工品も素朴でおいしい。
宅急便で自宅に送ってもらえるので、旅行者でも楽ちん。
みんなそれぞれ自分土産に買い込みました。
まるで咲きほころんだ花のよう。
「ろうそく工房 クレアーレ」にも立ち寄りました。
クレアーレを主宰する副島史絵さんは、石や鉱物、種など自然の造形から着想を得ることが多いそう。
「彫刻的な美しさに惹かれました。bbb haus用にオリジナルキャンドルを制作していただいています」と風子さん。
ろうそく制作をはじめて30年、糸島に引っ越して来てから19年経つという副島さんは、風子さんにとって“糸島の先輩”です。
副島さんの仕事場を見学させていただきました。
棚には白地にブルーの縁取りのホウロウのピッチャーが、大小いちめんに並んでいます。
「わ~なんて素敵なんでしょう」思わず、みんなの歓声が上がりました。
ロウを溶かして、型に流し込こむための道具としてなくてはならないそう。
TOOLSではなく、より実用的で愛用しているという意味を持つUTENCILSと呼びたい道具たちに出会いました。