2021年1月の宙と星
みなさん、あけましておめでとうございます。
今年も引き続き、わくわくするような星のメッセージをお届けしていきたいとおもいます。
どうぞよろしくおねがいします。
さて、2021年はどんな年になるのでしょうか?
2020年12月22日は、およそ800年ぶりに木星・土星がぴったりと重なって、水瓶座に入りました。
占星術の世界のみならず、「風の時代の到来」として、大きな話題になりましたね。
「風の時代」とは、ひと言でいうと「個の時代」です。
水瓶座を象徴する「個性」の時代がはじまって、多くの人が、
「みんなと同じでなければならない」という思い込みから解放されていきます。
同時に、「さて。わたしはどうしたいのだろう?」という思いも、自然に湧いてくることでしょう。
大切なのは、まさにそこです。
ていねいに、ていねいに「わたしのこころの声」を聴き続ける1年にしていきましょう。
これまではいろいろな壁や障害があって、こころの声が聴こえないとか、
聴こえいても、聴こえないフリをしてしまう人もたくさんいたのではないでしょうか。
いきなり変わることはできなくても、少しずつでいいです。
判断の軸を「まわり」から「わたし」へと、戻していきましょう。
2021年1月は、そんな第一章です。
1月21日以降、「新しい価値観が現実化していきますよ」と、星は告げています。
「やってみたい」とこころが動いたことは、その声に従って、素直にやってみる。
そんなことを大切にしながら、まずはひと月を過ごしてみてください。
今回は、2021年12星座それぞれのテーマを、言葉のおまもりとしてお届けしました。
折りに触れ、思い出していただけたらうれしいです。
牡羊座
21日以降、「わたしのこころ」のスイッチが、力強く起動します。それは、仕事方面で作用するもよう。自分の能力を対価に変えていく働き方について、スポットが当たっていくでしょう。中旬頃までは、人間関係において少し風通しの悪さを感じたり、仕事で「これが限界?」と思うことがあるかもしれません。けれど、本番は21日から! それまでは焦らずのんびり、心地よい環境づくりに専念して過ごしてください。後半は人脈づくりを意識すると吉ですよ。
ラッキーカラー 情熱を高める「レッド」
2021年言葉のおまもり「手をつないで、すすむわたし」
牡牛座
強運の1月! 頭で考えるだけでなく、口にしてアピールしたり、行動に移すことでいい1年のスタートを切れるでしょう。意志を強く持って、リーダー的存在として動いてください。10日からは金星の影響で、愛情運や金運が上昇します。「無償の愛」という名の癒やしに包まれそうですよ。社会状況があって、お正月の帰省や一家団欒が叶わない人は、家族や仲間に美味しい贈り物を届けましょう。「アットホーム」を感じる、いいことがありそうです。
ラッキーカラー 冷静さを保つ「ブルー」
2021年言葉のおまもり「あたらしいわたし、こんにちは」
双子座
いつも素直で人を疑わないのが双子座さんのよさですが、この1月、星はその部分に見直しサインを送ってくるようです。「当たり前」と信じ切っているものに対して、「本当にそうかな?」と、一度疑ってみるのはどうでしょう。たとえば、情報はすぐに鵜呑みにしないで、自分の目で見て確かめることを心がける。体調についても、過信せずにしっかり休む。21日以降は、それまで集めた情報を実行に移すタイミングがやってきます。そこまでが勝負ですよ。
ラッキーカラー 気持ちを外に向ける「グリーン」
2021年言葉のおまもり「さて。本当は、どれですか?」
蟹座
新年はとにかく、前向きな気持ちを持ってくださいね。なぜかというと、それが、事を最小限にとどめてくれるからです。伝達ミスやちょっとしたお金の紛失などに黄色信号が点滅しているので、慎重になるのはもちろん、もし起こってしまったとしても落ち込みすぎないように。9日頃になると金星の影響で、お金の失敗ならお金、人間関係トラブルなら新しいご縁、というように、倍返しでいいことが待っていますよ。21日以降は、さらに運気は上がります!
ラッキーカラー こころを制御する「ブルー」
2021年言葉のおまもり「ハロー、グッバイ」
獅子座
1月、星からは「違いを認める」というメッセージが届いています。自分なりのポリシーを強く持つ獅子座さんですが、この時期はそれを無理して貫こうとしないほうがいいようです。運気が変わる21日までは、肩の力をスッと抜いて、臨機応変な対応を心がけましょう。後半は、初心を思い出すような出来事が。強い言葉で何かを指摘されるなど、ちょっと落ち込んでしまうかもしれませんが、それは成長の前兆なのです。大切なターニングポイントですよ。
ラッキーカラー ほっとする「ピンク」
2021年言葉のおまもり「わたし、“ごめんなさい”って言ってみる」
乙女座
前半は、堅実なスタート。大きな問題はないのですが、「どこか一点、問題点を見つけようとしてしまう」という、乙女座さんの思いグセが出てきそうです。でも1月は、あなたの実力が周囲に認められていくいい時期なのですよ。あら捜しは封印しましょうね。そして21日以降、情報を象徴する水星のパワーがアップして、ラッキーなお知らせが入ってくるようです。すると悩むヒマはなくなっていきますから、今年はぜひ、「内側」から「外側」へ!
ラッキーカラー こころとからだを活性化させる「レッド」
2021年言葉のおまもり「ひみつの箱を、見せてみる」
天秤座
「風の時代」というキーワードを耳にしすぎたせい?「わたしらしさを出さなければ!」と、気持ちだけが先走ってしまいそうです。もちろん、時代は集合意識から、個人の意識に変わりました。けれど、実際の変化はマイペースを保っていいんですよ。現実世界での仕事、人間関係でツメの甘さが出ないように、約束事は再確認しましょう! 21日からは一転して、運気はアップ。想定外のグッドニュースが飛び込んできて、風向きが大きく変わるでしょう。
ラッキーカラー 慌てる気持ちが落ち着く「ブラウン」
2021年言葉のおまもり「楽しいわたしを、見てください」
蠍座
1月は全体的に、調子がいい時期です。とくに、スポットが当たっているのが人間関係。横のつながりを大切にしておくと、そこから吉報が舞い込んで、今後の力になるでしょう。21日を過ぎると、ちょっとした波乱革命期に突入。でも、前半で得た人脈のおかげで、なんとか持ちこたえることができそうです。蠍座さんには一匹狼さんが多いけれど、この時期は、自分から話しかけてみませんか。相談したり、意見を聞いてみると、いい運を引き寄せますよ。
ラッキーカラー 意識を高める「イエロー」
2021年言葉のおまもり「動け! わたし!」
射手座
2020年12月から運気は上昇。年明け早々から新しい仕事のチャンスがやってくるので、小さなことも、大きなことも、ひらめいたグッドアイデアはすぐに行動に移しましょう。「かたちにすることがポイント」とこころにメモを。人気運も高まる星まわりですが、ひとつだけ注意点をお伝えしておきますね。大きな変化が接近中の今、いつもはオープンなあなたも、この期間は秘密主義に徹してください。途中で公表しない方が、チャンスをものにできます。
ラッキーカラー 感情を高める「マゼンタ」
2021年言葉のおまもり「教えてください、わたしに」
山羊座
星々の強いバックアップを受けて、完全復活のはじまりの時。10日以降は風向きが大きく変わり、追い風になります。エネルギーが増しているので、「わたしのやりたいこと」に向かって、一歩前進することができそうです。ここで山羊座さんに必要なのは、100%を出そうとせず、70%の力をキープすること。真面目過ぎる面がある山羊座さんにはあえて、「他力本願」「棚ぼた」というキーワードを送ります。がんばり屋さんは返上するといいですよ。
ラッキーカラー 状況を見つめる「ブラック」
2021年言葉のおまもり「わたしを仕上げる」
水瓶座
「風の時代」の象徴は水瓶座。水面下では、公私ともに新しい世界の展開がはじまっているのですが、主役として中心になりすぎているせいで、自分の立ち位置が見えなくなる場合もあるでしょう。「自分のことがいちばんわからない」と、これまでの人生を省みる出来事が増える傾向も。でも、21日以降にエネルギーは再び戻ります。それを信じて、自分の気持ちは言葉と態度ではっきりと示し続けましょう。人とつるまず、一人の時間を過ごす方が吉です。
ラッキーカラー キラキラの「ゴールド&シルバー」
2021年言葉のおまもり「わたしはただ、光るだけ」
魚座
旧時代の魚座さんは、「人を押しのけてまで前に出たくない」という思いがあったのではないでしょうか。でも新時代がはじまって、「もうちょっと前に出て、目立ってみてもいいかな?」という思いが湧き出てくるでしょう。とくに9日~24日の期間は、魚座さんの運を押し上げてくれる役者が勢揃いするもよう。あなたの周囲に自然と人が集まって、「わたしらしさ」が出てきます。素直にその波に乗ることで、あなたはさらに、癒やしの存在になります。
ラッキーカラー わたしを取り戻す「パープル」
2021年言葉のおまもり「おかえりなさい、わたし」
Kentools
トランジット占星学協会主宰、「そらのおと。」オーナー。西洋占星学を研究し、現在鑑定歴39年。これまでに鑑定した人数はのべ1万人以上。現在、サロンや全国各地でセッションやセミナー活動を精力的に行っている。2019年 東京・吉祥寺に東京サロン『Le Ciel』をオープン。
そらのおと。
個人鑑定お申し込み soranoto.4@docomo.ne.jp
イラスト/杉本さなえ