冬の贈り物で、今年初めてご紹介するKUSAMA トレー
きっかけは、一昨年のベネツィアでのことでした。
その旅で、とても素敵な方と知り合いました。
宮城宣子さんという書家の方です。
いろんなお話をしているうちに
宮城さんが軽井沢の「シェ草間」という店のロゴを描かれたことを知りました。
「シェ草間」には、行ったことはなかったけれど、車でよくそのお店の前を通っていて、
「素敵なレストランだな・・いつか行ってみたい・・」と思っていたのです。
そのお店の看板が、なんだかとても心に残っていたというのも理由の一つでした。
シンプルなのですが、あたたかみがあり、何か心に残る字体でした。
だから、それを描かれたのが宮城さんと伺ってびっくりしました。
その宮城さんと、昨年「シェ草間」にご一緒する機会がありました。
ランチをいただきながら、宮城さんのご主人 宮城壮太郎さんがこのお店のシェフとお友達だったこと、プロダクトデザイナーであるご主人がこの店のために絵を描かれたり、
トレイをデザインされたこと・・などを伺いました。
この時のランチにも そのトレイが使われていました。
後日、このトレイが忘れられず、宮城さんにお願いして
我が家にも送っていただきました。
私は家で栗の木のテーブルを使っていて、栗は跡がつきやすいので、
食卓にこのトレイがあると 安心です。
レストランで使われていただけあって、丈夫ですし、
このように重ねて収納できます。
取り出すときに指が入りやすいように、
裏面にくぼみがついているところも気に入っています。
そして、このトレイを作られているのは、
中村好文先生デザインのお裁縫箱「MEME」を作ってくださっている
北海道の木工作家 青柳勲さんでした。
青柳さんの旭川の工房には、以前お邪魔したことがあるので、その偶然にもびっくり。
そんなご縁でご紹介しているKUSAMAトレイ(別名 草間盆)
皆様にも使っていただけたらいいな・・と思っています。