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KUSAMA トレー

2020-09-10 17:32

 

冬の贈り物で、今年初めてご紹介するKUSAMA トレー

きっかけは、一昨年のベネツィアでのことでした。

その旅で、とても素敵な方と知り合いました。

宮城宣子さんという書家の方です。

いろんなお話をしているうちに

宮城さんが軽井沢の「シェ草間」という店のロゴを描かれたことを知りました。

 

「シェ草間」には、行ったことはなかったけれど、車でよくそのお店の前を通っていて、

「素敵なレストランだな・・いつか行ってみたい・・」と思っていたのです。

そのお店の看板が、なんだかとても心に残っていたというのも理由の一つでした。

シンプルなのですが、あたたかみがあり、何か心に残る字体でした。

だから、それを描かれたのが宮城さんと伺ってびっくりしました。

その宮城さんと、昨年「シェ草間」にご一緒する機会がありました。

ランチをいただきながら、宮城さんのご主人 宮城壮太郎さんがこのお店のシェフとお友達だったこと、プロダクトデザイナーであるご主人がこの店のために絵を描かれたり、

トレイをデザインされたこと・・などを伺いました。

この時のランチにも そのトレイが使われていました。

 

後日、このトレイが忘れられず、宮城さんにお願いして

我が家にも送っていただきました。

私は家で栗の木のテーブルを使っていて、栗は跡がつきやすいので、

食卓にこのトレイがあると 安心です。

レストランで使われていただけあって、丈夫ですし、

このように重ねて収納できます。

取り出すときに指が入りやすいように、

裏面にくぼみがついているところも気に入っています。

 

   

そして、このトレイを作られているのは、

中村好文先生デザインのお裁縫箱「MEME」を作ってくださっている

北海道の木工作家 青柳勲さんでした。

青柳さんの旭川の工房には、以前お邪魔したことがあるので、その偶然にもびっくり。

そんなご縁でご紹介しているKUSAMAトレイ(別名 草間盆)

皆様にも使っていただけたらいいな・・と思っています。