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「CHECK&STRIPE SEW HAPPY」
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CHECK&STRIPEのONLINE SHOPがスタートして今年で20周年。その新しいソーイングブック『CHECK&STRIPE SEW HAPPY』が、5月27日に発売されることが決定しました。『nounours books』の第1弾の最新コンテンツとしてお届けするのは、この本を撮影したフォトグラファーの大段まちこさんと、スタイリングを担当したスタイリストの田中美和子さん、そしてCHECK&STRIPE代表の在田佳代子による座談会。新作の企画・制作からハワイでの撮影まで、今回の本が完成するまでのエピソード、裏話などをあれこれとおしゃべりします!

CHECK&STRIPE SEW HAPPY
今回の作品の見どころは?

在田 作品を考えていた頃の私は、もう頭の中はハワイ一色になっていました。
毎日、聖子ちゃんの「天国のキッス」を聴きながら(笑)
でも いわゆる「ザ ハワイアン」な感じではなく、
CHECK&STRIPEらしいハワイということを考えて・・
小物も、ギンガムチェックでレイを・・ハワイアンキルトの文化から、リバティプリントのパッチワークのブランケットを・・と。

 

 

大段 かわいかったですね!

田中 服でいえば、セットアップにできるように、生地を揃えているところが結構意識したポイントかも。トップスとパンツとか、ガウンコートとショートパンツとか。もちろん、バラバラで着てもいいんですけど。

 

 

サイドタックのボードネックブラウスとギャザーロングキュロットをセットアップに。
 
 

在田 なるほど。そういうコーディネート提案は、今まであまりしてなかったです。

大段 ガウンコートのベルト位置にも、田中さん、すごくこだわってましたよね。

 

 

ガウンコートのベルトはウエストよりやや高めの位置に。背中に縫い付けているのでそのまま垂らしてもかわいい。


田中 ええ、かなり(笑)。ウエストよりちょっと上につけました。最初は、ガウンとベルトは別々だったんですけど、くっつけちゃったほうが結んだ時にかわいいかなと。後ろで結んでもいいし、前で結べばワンピースのようになるし。

在田 結ばず、そのまま垂らしてもいい、絶妙の位置を考えてありました。

大段 そのガウンコートもそうですけど。今回は同じデザインでも、夏ならリネンとかコットン、冬ならコーデュロイとか、生地を変えて作ったでしょ? 生地が違うだけでがらりと雰囲気が変わるから、すごく新鮮でした!

在田 本当、そうですよね。手づくりならではの工夫をしていただけます。

田中 あとは、サマードレスのロング(vol.1に登場)もふくらはぎ丈のベーシックを基本にアレンジしていて、思いっきりショート丈にしたらトップスになるという。丈違いでも全然変わる、そういうバリエーションを作るのも面白かったです。

 

在田 完成までに何回も打ち合わせを重ねて、モデルになっていただく松本妃代ちゃんにも全ての洋服を着ていただいて・・・。スリットの深さなどの微調整をしましたよね。

田中 結構、ギリギリまで(笑)。

在田 撮影のほぼ前日まで(笑)。

大段 でも、そういうこだわりがいい感じに今回の本に出てると思います。田中さんとだからやれたと思うし、本当によかったです。

在田 それはもう、毎日思ってます。大段さんに対しても!
今回 撮影をどなたにお願いするかと考えた時に、20周年だし、私たちの一冊目の本の撮影をしてくださった大段さんにお願いしようと・・何よりもそれを一番に決めたんですから。。(しみじみ)

大段 また参加できて、とってもうれしいです。

インタビュー・ライティング 野尻和代

 

 

profile

大段まちこ/

フォトグラファー 共著に「花と料理 おいしい、いとしい、365日」(リトルモア)など。

田中美和子/

スタイリスト ファッション、インテリアのスタイリングを手がける。

在田佳代子/

CHECK&STRIPE代表 2匹のジャックラッセルテリアと暮らす愛犬家。

 

 

 

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