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THE HANDWORKSのこと

 

03 ダンスコ荒井博子さん&hal後藤由紀子さんのお仕立て体験(前編)

 

THE HANDWORKS は、CHECK&STRIPEの「お仕立て部門」。

オリジナル生地&デザインで、ご希望の洋服のお仕立てを注文できる、パーソナルオーダー専用サイトです。

サイト内には特別動画もあるのですが、もうご覧いただいているでしょうか? 

公式サイトから視聴可能です。まだの方はぜひこちらから!)

さて、シリーズの第三回は、「オーダー体験story」。

トライしていただいたのは、ダンスコのブランドディレクター・荒井博子さんと、

静岡・沼津の雑貨店「hal」店主の後藤由紀子さん。

プライベートでも仲良しのおふたりには、あらかじめ実際の専用サイトから、

それぞれお好きな洋服のデザインと布で1着を選ぶ、というオーダー体験をしていただきました。

本来はご自宅にお届けするところなのですが、この日はnounours booksのために、

仕上がった洋服を着用&撮影をさせていただくことに。

大いに盛り上った撮影現場のやりとりを、前後編でお届けします!

 

 

 

楽しすぎ&悩ましすぎのお仕立てサイト

 

ー今日はおふたりとも、どうぞよろしくお願いします。

荒井&後藤 こちらこそ!

 

ーさて、実際に「THE HANDWORKS」のサイトからオーダーをしてくださった感想は、いかがでしたか?

後藤 わたしは……。サイトを見ているうちに、もう楽しすぎて、それが迷いすぎて!に変わっていき……(笑)。1着に決めるまで、時間を頂いてしまいました。

荒井 わたしもです! どのデザインも、かわいいんですもの。それに布を選ぶというのが、また悩ましくて……。

 

ーおふたりとも、とっても迷っておられましたよね(笑)。

荒井 そうなんです。でも、こんなに楽しい悩みって久しぶりでした。「丈は長くする?」とか「布は無地?」とか。

後藤 そうそう。本当に今回は、いい脳の使い方をさせていただきました(笑)。荒井さんと一緒に選んでも楽しかっただろうなぁと思ったりして。

荒井 たしかに~。わたしも「後藤さんはどうしたのかな」って、聞こうかとも思ったんですけど。でもその前に自分が悩みすぎてしまい(笑)。

後藤 わかります! 選んだ中から消えていくものが全然なくて、「あれも着てみたい」「これも着てみたい」……と、ずっとパソコンの前で妄想していました。

 

 

荒井さんがご自身のお仕立てに選んだのは、

サイドタックのボートネックブラウスリバティプリント Xanthe Sunbeam/ZE ネイビー系)。

ボトムスには、「フローラルパンツC&SナチュラルコットンHOLIDAY/オートミール)」をコーディネートしていただきました。

 

リバティプリントって、合わせやすい!

 

ーでは、荒井さんがオーダーしてくださった「サイドタックのボートネックブラウス」から、ご感想を教えてください! まず、お選びになった理由というのは?

荒井 はい。布については、これまであまり着たことがない、リバティプリントに挑戦してみたい!と思ったんです。

後藤 そのままお家から着て来た、たみたいに似合ってる(笑)。

荒井 うれしい。とくにこのリバティプリントは、遠目にはドット柄にも見えるし、「マイファースト」

リバティプリントとして、取り入れやすいかな、と。わたしにとっては新しい感じでした。

 

ーなるほど。デザインの方でいうと、荒井さんはノースリーブのイメージがありました!

荒井 はい、夏はノースリーブ派です。脇のタックがポイントになっていて、ストンとしたラインながらも窮屈さがなくて、いろいろ絶妙です!

後藤 荒井さんが着ていたこのパンツは、わたしもコーディネートの時に着用させていただいたんです(この後の写真で登場)。わたし、普段はあまりパンツをはかないんですけど、これは適度な張り感があって、いいなぁと思いました。

 

 

 

写真は、後藤さんがセレクトしたコーディネート。

ハーブのラップコートリバティプリント Claire-Aude/AE ブルー系)」

後ろボタンのブラウスC&Sやさしいリネン/ホワイト

フローラルパンツC&SナチュラルコットンHOLIDAY /オートミール

*パンツは、荒井さんも同じものを着用

 

 

ーリバティプリントといえば、後藤さんも、コーディネートで挑戦してくださいましたよね。写真(上)の「ハーブのラップコート」がそれですが、いかがでしたか?

後藤 この生地の配色がすごくよくて。ブルーやスミレ色、ピンク、グリーン、白……と、いろんな要素が入っているから、意外に何色を合わせてもいいのが驚きでした。すごくいい柄だなぁと思って。

荒井 いい柄ですよね。ベージュ系のワンピースにさっと羽織っても合いそう。

後藤 うんうん。着心地も軽くて、このコートをたなびかせながら街を歩きたい(笑)。

荒井 下に合わせている、ブラウスとパンツも、絶対間違いないアイテム!と思いました。わたし、このブラウスがすごく気になってます。あとで試着させていただいてもいいですか(笑)。

後藤 荒井さんに似合いそう! 生地もとっても軽くて、着やすいんですよね。

 

 

 

 

こちらは、荒井さんによるコーディネート。

ヘンリーネックのシャツワンピース スリット深C&S天使のリネン/ホワイト

フローラルパンツリバティプリント  Annabella/BE ピンク・ライトブルー系

 

ー荒井さんはコーディネートでもさらに、リバティプリントのフローラルパンツをセレクトしてくださいました。当初は無地の、違うパンツを考えておられたけれど、こちらも大正解でしたね!

荒井 そうそう。変更してよかったかも。わたし、こんなにリバティプリントを着たのは、初めてだと思います。またトライしてみたいなぁ。リバティプリント、ちょっと開花したかもしれない(笑)。

後藤 わたしも! 

 

ーおふたりともこれまでは、リバティプリントを着るイメージはあまりなかった?

荒井 そうですね……。ちょっと女子力が高いようなイメージがあって。小物は持っていましたけど、洋服で着るのは、ハードルが高いように思っていました。

後藤 わたしもそのタイプでした。持っていても、ハンカチどまりで。でもそういう方、多いかもしれませんね。

荒井 でも着てみたら、全然違和感がなかった。むしろコーディネートしやすいという。意外でした。

後藤 こんなに気分があがって、素材もよくって。そんなに気負わなくても着れるんだってことが、よくわかりました。

荒井 ほんと。大発見でした。きっと、CHECK&STRIPEでセレクトされているリバティプリントが、上手なんだと思います。大人が着ても、シックで可愛い。

 

ー新たなる扉を開いていただけたようで、よかったです!


荒井 パンツに合わせたシャツワンピースのデザインは、アジアン風ですごく好きでした! リゾートに行きたくなる感じ。そして、スリットが深いところがよかった。

後藤 ショートパンツに合わせてもよさそう。

荒井 あー、いいかも! 

後藤 ボーイッシュながら女性らしい、というイメージですよね。

荒井 そう、そういうコーディネートがとっても好きなんです。

 

 

 

 

 

 

後藤さんによるコーディネート。

後ろボタンのVネックワンピースC&Sイングリッシュストライプ/ネイビー

 

ー前編のラストは、後藤さんのコーディネートです。こちらは、ギャラリーフェブの引田かおりさんとのコラボレーションによるデザインなんですよね。

荒井 えー! 引田さんデザインのものも選べるんですね! それも気になる~。

後藤 わたし、Vネックが大好きなんですよ。自分でも持っているような安定感があって、選びました。

かつストライプの生地にすれば、シュッとしてみえるかなと。

荒井 すごく馴染んでる。後ろ姿も素敵ですねぇ。

後藤 荒井さんが着たところも見たいなぁ。

荒井 うん、これも着てみます!

 

ーと、盛り上がっているところで、おふたりのお仕立て談義はまだまだ続きます。

後編をどうぞお楽しみに!

 

荒井博子(あらい ひろこ)

2008年より、アメリカ・ペンシルバニア州で生まれたコンフォートシューズ「ダンスコ」のブランドディレクター。シンプルで上質なファッションセンスでも人気。

http://www.dansko.jp/index.html

後藤由紀子(ごとう ゆきこ)

夫、長男、長女の4人家族。静岡県沼津市にて器と雑貨のお店「hal」を営む。YouTubeもスタート。

http://hal2003.net/

https://m.youtube.com/channel/UC7So7dOmMGC13r2LmEFZ2zw

写真/大段まちこ 取材・文/井尾淳子

 

 

 

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