映画「椿の庭」を観ました。
椿が咲き誇る一軒の古民家に住む主人公、絹子と孫娘、そしてそこを訪れる人々の一年間を描いた物語。
家や庭で起こる些細な出来事や、思い出がある場所での暮らしそれを手放さなければならない悲しみや切なさを丁寧に映しています。
ストーリーもさることながら四季折々の美しい庭、日本家屋からの海の眺め風、雨、鳥や虫の音…
映像美と音響効果が素晴らしく五感が研ぎ澄まされていくような感覚でした。
ゆっくりと流れていく贅沢な時間にとても癒されました。